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ゴーダの宇宙人

なくした手紙の中に
初めて気がつくような
同じ宇宙を歩み去る時

街の声、人の影
それだけが、そこにある


昔を忘れるように
おかしな水面の文字は
濡れた木の葉の遠くなる時

澄み渡る、音のゴーダ
それだけが、ここにある

( アルバム "Pheaty Garty Party" いまさらイスラエル 1999)

ガーティ・パーティ

がていら
っに私語た
っにののあそ私とて
ししつだた一のか
かなこいるでそまいがうあとうとの
かるでそでつたまいまもうあの
いっものそ名知てる
うだっぜはたか追そしかししをいけのなだたろ
り始像い苦私の月夜のし想のま
れなれ忘るそが

れに太ィーガテの腿肩る
に内トカスリの側
れの匂し新いいす
あ声話ィ疲ガテのすがる
るく声ィーガテのにれ
がたお捉れ手
わをテパィーガテのはィ触る
声ィーガ指の


(「来るべき夏休み (仮題)」 Studio Cult Movies近刊 http://cults.fc2web.com/index.htm)

ガテイラ

物が破壊されずも恐れぬ勢いを得て、
花がえる水の中に住みつらい塩の石が、綿々
たり

アピカの庭、後ろながらにして
いまや、ガラス戸をあけてえる、
ながえがつき、 もだるえむ
いかにもるが、 硬いにあり、

扉を閉じ
いまやなくとも
動きながら

体全すらむ
ガイダンスの月がっぱがえるもす、

Sからなるの日よりも
息もしないかるむが、
その先も遊星から生まれ、
うまえれるむの



背のびさよ、
だういうが、
ややも激しき、
年中の滝、

るな、月の頃に、陸の奥へ旅
ことありて、
近視眼もあからさまに、
生物が、赤い秋へ陥る
危うき、杭につなぎ、
裸から検針せ、し
海渡る群れへ、
羽根とんぼが、
乱れぬ精になって、

裸体を埋ずめ、
風の神社から、
花を落とし、陸を陥らせ、
溝が終いに来るのに
あたっては、



やはりつの気が、
あちらこちらを捜して
ももすの
誤りもなく拡がり
抽びてゆく
水晶眼の女が、
ぶちぶるの夜に

品もなく
陸を巡り
立ちあらわれる
痛い空と間の唄

(「来るべき夏休み (仮題)」 Studio Cult Movies近刊 http://cults.fc2web.com/index.htm)

秋の始まり

。子弓のそ、たせさをい思ういといな
はでのるいてい歩が分自、てっあでの
くゆてい動が道、が力。たっあもでの
ものそ成変、るえ伝を形るえみけだに
端の鏡眼くゆてい動、もで崖たっ立り
切、に時同は側両の道

。るあで頃るれら知にみ重
の風いし厳のそらかく遠、を焔いた冷
るえ燃の時いなもで誰の達私がれそ、
く近の口入の秋

(「来るべき夏休み (仮題)」 Studio Cult Movies近刊 http://cults.fc2web.com/index.htm)

夏の夜

秋の陽だまりの電車の中で、空いている車
両の背中に、動く指がそうっと眠っている太
腿の内側を捉え、神経の芽をつみとる。

その娘の名前はメスカリンといって、時計
の針の足首を持っていた。
解き明かせば、どことなく勿体ぶるという
感じがするからだ。水の中のプール、もっと
始まりであった頃、それは夏の日のお終いに
位置する、あの遠い声が落ちてゆく出だしの
所であり、黒いはじけそうな果物や汁の搾れ
ないレモン、話は、時間の接触と切断の薄い
皮をはがしたその後の裸、それをみつめてい
た。例えば、名前のない友人達のみえない衣
粧の形や唇の姿見であつた。誰かを発見する
ことではなかった。同様に離れることもなく、
薄紫色の雲の内にまた沈み消えていったりす
る、驚く程の速さで歩きながらにしても、ト
イレの鏡の上であっても、それにはまず枠も
ありはしないのだ。

(「来るべき夏休み (仮題)」 Studio Cult Movies近刊 http://cults.fc2web.com/index.htm)